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雪だるま (2003)

「人生は苦いが、美しい」 8歳の時に事故で両親を亡くし、姉と共に育つヨヌク。幼い姉妹が生きるには、世の中はあまりにも険しく冷笑的だ。この物語は、このような状況に陥った主人公ヨヌクを通して、困難の中でも世の中を明るく力強く生きていく方法を見せてくれる。水の粒が凍って舞い上がる雪片のように、自分に降りかかった不幸と苦痛を自ら解き放ち、軽やかに舞い散る方法を知っているから、ヨヌクの人生は苦しいが、周りまで浄化させるほど明るく美しい。「愛は苦いが、美しい」自分のために惜しみなく犠牲を払う両親のような姉。しかし、その姉の生涯の伴侶を愛してしまったヨヌク。この物語は、愛とは決してただ幸せで、安楽なだけではないことを、そして乗り越えるのが難しい苦痛と痛みが伴うからこそ、それだけ一層美しいものだということを示してくれる。