若者たちの歪んだ物質的欲望と真実の愛との葛藤、IMF以降さらに疲弊した中年たちの人生が抱える悲しみと寂しさ、決して手放せない希望の糸、そして庶民たちの厳しい暮らし。物質や社会・経済的条件が愛より優先される現実の中で、純粋な愛だけが人間の傷を癒すという、極めて単純な命題を改めて感じることができる。