兵士の姿をした4体の人形が、サミュエル・ベケットの『クァッド』(1981)から着想を得た動きで歩く。ドゥルーズの『クァッド』に関する分析『枯渇した人間』(1995)を視覚的に再解釈したこの映画は、ストップモーションアニメーションを通して「可能性の枯渇」を探求する。人形、そして印刷された人形のイメージはゆっくりと崩壊し、反復の残滓として新たな可能性を想像する。