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ハロ・ドンソン (2022)

1997年3月7日、選挙で落選し、登山と釣りで日々を過ごしていた元国会議員たちが、「ハロ・ドンソン」という名前の食堂を開業する。政治家が開業した食堂という噂が広まり、連日客で賑わうが、安易に見ていた食堂経営は決して容易ではないことを悟る。食堂には怪しげな僧侶、スパイのように見える男、ウレメに似た大柄な自閉症の青年、生意気な江南の新興富豪など、様々な人々がハロ・ドンソンの敷居を跨ぎ始めたからだ。3党合同に反対し、3キム(金泳三、金大中、金鍾泌)の清算を主張したハロ・ドンソン同志たちは、97年の大統領選挙を控え、食堂経営よりもそれぞれ政治の一線に復帰することを画策し、食堂経営は後回しになる。主人公のギョンベクだけが一人残り、食堂を守るが、客たちは彼を助けない。それぞれが自身の出身地を代表する政治家のように、地域主義と政治を肴に連日大声で言い争う。ギョンベクは客たちに向かって、民主主義が進むべき方向と、人間が生きるための世の中についての熱い演説を始める。