韓国戦争に参加し除隊した後、戦争の傷を抱えて生きる財閥の息子ヒョンテは、日々を無為に過ごしていた。ある日、自殺した戦友ドンホの婚約者チャンスクが彼を訪ねてくる。チャンスクはドンホの自殺の原因を聞きたがるが、ヒョンテは頑なに明かそうとしない。潔癖症だったドンホを憎んでいたヒョンテが、彼に酒場の女をあてがって堕落させ、ドンホは酒場の女に男が言い寄るのを見て、その二人を殺した後、自分も自殺したのだ。ヒョンテが渡した遺書を通してチャンスクは事件の全貌を知り、二人は夜を共にする。アメリカへ旅立つ前日、チャンスクに会って責任追及を受けた後、奇妙な衝動に駆られたヒョンテは、ドンホにでも憑依したかのように、自分と普段親しくしていた酒場の女、ケヤンに言い寄る男をナイフで刺し、刑務所へ行く。