近所のスーパーで働くジスクが、賞味期限が迫った商品を廃棄せず幼い兄妹に与えたことで、スーパーに苦情が寄せられ、親しい同僚が解雇の危機に瀕する。スーパーの規則に振り回されるのは、いつも労働者ばかり。甲と乙で成り立つ世界では、いかなる柔軟性も許されない。その苦々しい現実の中で、ジスクは同僚に解雇を告げた店長に「私の順番はいつか」と問う。自身の立場を知りえない、崖っぷちの状況で事実を告白せざるを得なくなったジスクは、その夜、幼い兄妹に出会い、家路につく。