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境界で夢見る家 (2013)

境界を行き来しながら境界を思索する映画。フランス・パリの市内と郊外を分ける門、フランスとスイスを分けるレマン湖、そして南北を分ける休戦ラインから浮かび上がる境界への問い。フランス・パリに住む監督は、避難して釜山に定住した父親を見ながら、巨大な境界の向こうにある父親の故郷、北朝鮮に思いを馳せる。そして江原道鉄原郡の境界地域にある民間人統制線内の村を訪れ、そこで生きてきた人々の事情と歴史、そして人生をカメラに収める。『境界で夢見る家』は、境界で暮らす、あるいは境界を越えて生きる人々の物語だ。民間人統制線内の村に定住した人々の個人的な事情を「望まなかった家」「統制下での生活」「傷ついた男の帰還」などいくつかの段落に分けて収めたこの映画は、特別な装置や技巧なしに、初めて村に定住した人々からここで生まれ育った2世代まで、住民の口述のみに完全に依存する一種の口述史である。一種の通過儀礼のように見える、各段落ごとに家の前に静止状態で立っている住民の姿で始まるこの映画は、個人の事情と物語を積み重ねていく。時折映し出される検問所や鉄条網、看板だけが、この空間が分断の傷を抱えている場所であることを示しているだけで、映画は家の中に入って向かい合い、住民の口述を通じて分断60年の歴史を耐えてきた個人のささやかな日常と人生を聞き、凝視することに集中する。そうして定住者たちの事情と歴史が少しずつ積み重なり、住民の個人的な記憶は集団の記憶となり、最終的には韓国社会と歴史を貫く巨大な記憶となっていく過程を描く。市民の基本権利を奪われたまま、この空間で生き残らなければならなかった異邦人であり境界人たちの物語が、夢のように流れ出る。