予期せぬ悲報を受け、母親の遺骨を整理するために故郷に戻ってきた女性。貧しい生活のため、すべてに疲れ果てているように見える。良い思い出の少ない幼少期のため、来たくなかった故郷。巨大なダム建設により、幼い頃に住んでいた村は水没し、かすかに揺らめいている。ダムの水位調整により、まもなく水没する母親の墓を片付けなければならない女性。生きている者の場所だけでなく、死んだ者も場所を移さなければならない現実に、女性は母親の場所を整理しなければならない。