パク・ナムホは日本の製薬会社に勤め、妻のキョンヒと美しい白バラの庭がある家で幸せに暮らしていた。キョンヒが妊娠したという嬉しい知らせを聞いて間もなく、ナムホは徴兵され太平洋戦争に徴用される。関東軍に配属された彼は、戦闘で顔に火傷を負い、かろうじて生き残るが、顔のために自らを責める。一方、戦死通知を受けたキョンヒは息子チョルスを産み、ソウルへ行く。ナムホは休戦ラインを越えて南へ下りてくるが、キョンヒを探しに行かず、田舎に残る。彼は休戦ラインを越える途中、母親を亡くした子供を娘として引き取り、その養育に力を注ぐ。養女のピョンスクがソウルの大学に特待生として入学すると、ナムホは友人の紹介でソウルの製薬会社に入社する。ピョンスクは偶然チョルスに出会い、互いに惹かれ合う。そんな中、製薬会社のオ社長が特許提出記念パーティーを開き、ナムホを招待する。オ社長の妻となったキョンヒとナムホはパーティーで再会し、キョンヒはナムホにチョルスが彼の息子だと告げる。ナムホは4・19革命に参加して負傷したチョルスを助け、チョルスを病院に入院させ、これを家族たちに知らせる。ナムホは、自分は生きている亡霊に過ぎず、自分さえいなくなれば皆が幸せになれるだろうという手紙を残し、寂しく姿を消す。