主人公のイ・ドンジンは、自分を極めて平凡な人間だと思っていた。そのため、トライアスロン、ヒマラヤ登山、アマゾンマラソン、アメリカ大陸自転車横断、馬に乗ってのモンゴル横断など、あらゆる困難な冒険に挑戦し、興味深い自己紹介書を手に入れた。今、彼は長年の夢であるパイロットに挑戦する。「アイム・ア・パイロット」は、夢も大きくスケールも大きい、平凡に見えて非凡なある青春の挑戦記だ。ただし、お金がない。ドンジンは、アメリカの飛行学校に映画を撮影して広報するという提案で奨学金を得ることに成功し、パイロットになる過程を映画で撮る二つのプロジェクトを同時に進める。「アイム・ア・パイロット」はその結果物だ。ドンジンが設計した大きな絵に沿って、キム・デヒョン監督は飛行学校での日常を詳細に記録し、その上にドンジンが日記形式で語るナレーションを重ねた。パイロットの資格を得るまでの11ヶ月の時間が、まるで脚本に従ったかのようにドラマチックに展開される。見せかけや虚勢なく率直な、この青春の特別な挑戦記。