夫の病気の治療と家族の生計のために最善を尽くして生きてきた女性、イ・ソジョン。彼女は夫の治療費と家族の生存のために奮闘し、ついに体を売ることまでしてしまう。自分の体の上で蠢く見知らぬ男たちを見ながら、夫への申し訳なさや、あまりにも無力な自分の存在に涙を流すこともあったが、男たちが置いていったお金を見て小さな希望を持って生きていく。しかし、彼女のその小さな希望さえ警察の取り締まりによって打ち砕かれる。貸したお金を取り立てるために警察の取り締まりからソジョンを助け出したデチョルは、ソジョンに、借りたお金の代わりに家の権利証を出さなければソジョンはもちろん、家族も処罰されるだろうと脅迫する。これ以上デチョルの魔の手から逃れられないことを直感したソジョンは、翌朝までに夫を説得して家の権利証を渡すことを約束し、家族のもとへ帰る。ソジョンは家路の途中で、今日が娘ヒョシムの誕生日であることを知り、誕生日のお祝いはできなくても娘にせめてご飯だけでもお腹いっぱい食べさせようと決心し、食材を買って家路を急ぐ。しかし、思いがけない食べ物に驚いた夫カンホは、食べ物の出所をしつこく問い詰め、嘘に嘘を重ねていたソジョンは、ついに言ってはならない大きな嘘をついてしまう。だが、その大きな嘘のおかげで家族はとても幸せな一夜を過ごすことになるのだが…。