1990年、国連加盟に必要な多数の票を持つアフリカ大陸で、熱心に外交活動を展開していた時代。ソマリアの首都モガディシュでも、南北の外交戦が勃発する。ハン・シンソン駐ソマリア韓国大使と安企部出身のカン・デジン参事官、北朝鮮のリム・ヨンス大使とテ・ジュンギ参事官は、罠を仕掛けたり偽情報を流したりしながら互いを牽制する。一方、ソマリアの状況は非常に不安定だった。腐敗した独裁政権を追い出そうとする反軍と政府軍の対立は、1990年12月30日、反軍が首都モガディシュに入城したことで内戦へと発展する。通信はもちろん、航空便すら途絶え、阿鼻叫喚となったモガディシュ。北朝鮮大使館の人々は反軍の攻撃で居場所を失い、ハン・シンソン大使は助けを求めてきた北朝鮮の人々を公邸に迎え入れるのだが…。