50年近く踊り続け、35年ほど大学で舞踊を教えてきた舞踊家のナム・ジョンホは、まもなく定年退職を迎える。誰かの娘、誰かの母、誰かの妻などと呼ばれながらも、舞踊家として自分を守り、社会的地位を築き上げた彼女は、華麗だった時間が消え去り、あてもなく転がる石のように忘れられた存在になるのはどんな気持ちだろうかと考え始める。そんな中、制度の外にいる10代、20代の若者たちと共に8日間踊り、自身の若い頃を投影したり、悩みを分かち合ったりしながら、特別な交流を深めていく。彼らは異なる時間にいるように見えたが、やがて皆で共に転がる石ころになっていく。