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臥竜先生 上京 (1962)

地方中学校の校長である臥竜先生は、定年退職の式で「出世するよりも人間味あふれる真の人間になれ」と強調し、ソウルにいる教え子たちに会うために上京する。電報まで打っておいた臥竜先生は、多くの教え子たちが自分を迎えに来ることを期待していたが、誰もいないことに失望し、その最中、ソウル駅広場でスリにまで遭ってしまう。お金もなく行く当てもない臥竜先生は、大企業社長になった教え子の会社に直接訪ねていくが、成功した教え子たちは互いに恩師のもてなしを避け、平凡な末端社員であるミスター・パクだけが臥竜先生を温かくもてなす。教え子たちは金儲けを目的として「臥竜先生歓迎在京同窓会」を開くが、花輪ばかりがたくさん送られてきて、同窓会の場所には誰も現れない。「出世すると人間味がなくなる」と言っていた臥竜先生の言葉のように、空っぽで寂しい同窓会会場に遅れてやってきた教え子たちは、バーガール、朝鮮戦争で亡くなった貧しい教え子の妻、スリ、停学になった学生たちだった。一方、臥竜先生のために学校を建設しようと集めた資金を横領しようとする保険外交員の教え子と、そのお金の入ったカバンを取り戻して同窓会の場に返すスリの頭領である教え子のエピソードなどを通して、臥竜先生は上京した時の残念さと寂しさを忘れ、教え子たちの温かい見送りを受けながら汽車に乗って去っていく。