朝鮮王朝粛宗時代、賑やかな農楽が繰り広げられる端午の日、南原府の息子イ・モンリョンは従僕パンジャを連れて広寒楼を見物に出かける。ブランコに乗る娘たちの群れの中から春香を見つけたモンリョンは、すっかり心を奪われ、パンジャに彼女を呼び寄せるよう促す。モンリョンは春香の母である妓生ウォルメに、春香との百年契を望むと伝え、自分の心が永遠に変わらないことを誓う。しかし、モンリョンの父イ・サトが東部承旨に昇進し内職へ行くことになり、モンリョンもやむを得ず漢陽へ行くことになる。その間、南原府使として赴任したピョン・ハクトは、南原の春香が絶世の美女だという噂を聞き、赴任三日後に春香に身請けを強要する。春香は前の屋敷の若様と百年契を結んだので、再婚はできないと突っぱねる。怒ったピョン・サトは春香に逆らう罪を問い、木につるして激しい拷問を加えるが、春香は節操を曲げない。一方、モンリョンは懸命に勉強して状元合格を果たし官職に就き、暗行御史に任命されて全羅道へ下る。南原の近くに至り、様々な情報を探る中で、ピョン・ハクトの暴政と春香の高い節操が称賛されていることを知る。翌日、広寒楼で開かれたピョン・ハクトの誕生日宴が盛り上がる頃、暗行御史出頭が掲げられ、モンリョンはピョン・ハクトを懲らしめる。モンリョンと春香は再会し、東軒は祝祭の雰囲気に満ち溢れる。