車に轢かれた動物を、見捨てることも助けることもできない詩人「キム」。彼女は生も死も、何一つ直視できない人間だ。ある日、夫は何も言わずに姿を消し、彼女は貯水池で捨てられた犬を見つける。詩を書き、犬の世話をしながら人生にしがみつこうとするが、返ってくるのは冷たい視線ばかり。彼女は誰にも理解されない孤独の中にいる。この暗く、困難なトンネルのような時間の中で、私たちは希望の光を見つけることができるのだろうか。