若い頃から共に旅をしてきた行商人ホ・センウォン、チョ・ソンダル、ユン・ボンウンは、今日もポンピョン市場に店を構える。最近は年老いて衰え、近代的な商売をする人々によってさらに苦しい生活を送る彼らは、日銭を稼いでその日暮らしの放浪者たちだ。しかし、彼らは大きな欲もなく、ただ三度の食事と、夜に酒場で一杯の濁り酒を飲める程度で満足する人々でもある。ホ・センウォン一行は、酒を一杯飲もうと立ち寄ったチュンジュ屋で、昼に市場で若い客を奪われた若い行商人トンイと出くわす。チュンジュ屋の女将がトンイに心を奪われているのを見て腹を立てたホ・センウォンは、トンイの頬を打ち、追い払ってしまう。その日、そば畑を通りかかった三人は、偶然にも若い頃の思い出を振り返りながら、ホ・センウォンの過去の話を聞くことになる。若い頃にもポンピョン市場で行商人だったホ・センウォンは、呉服屋のプニを一目見て恋に落ちる。