昼は無職、夜は歓楽街の代行運転手として働く「フン」は、いわゆる「逃げ足だけは速い」界のカサノヴァだ。運転と女性を口説くことしかできないフンは、カード現金化の達人らしく、あらゆる借金の督促に苦しむ身だが、返す気は微塵もない「悪い奴」だ。そんなある日、この面の皮の厚い男の前に恐るべき敵が現れた。それは、「フン」のような不良債務者を懲らしめて生きる、金融業界の伝説的な(?)存在、チュンデだ。チュンデは自らを死神だと名乗り、初対面からフンをボコボコに殴りつけた後、24時間以内に借金を返せなければ、金のかわりにフンの腎臓を持っていくと脅迫する。二人の前に現れた正体不明のバッグ、そして一生に一度の度胸ある取引!! ついにフンが働く歓楽街までついて行ったチュンデ。二人はついに泥酔した外国人の代行運転に同行することになり、目的地に到着して初めて車がすり替わった事実を知る。車の中のバッグを探して持ってこいと激怒する外国人をなんとかなだめた二人は、もみ合った末、チュンデが残り、フンがバッグを探しに行くことで合意する。一方、バッグを探しに来た間、人質として捕まったチュンデは、目の前で怪漢たちによって外国人が殺害される現場を目撃し、肝をつぶす。そして、成り行きで持ち主を失ったバッグを手にしたチュンデとフンも、怪漢たちに襲われるなど、命の危険を受ける。直感的に金の匂いを嗅ぎつけたチュンデとフンは、バッグを取り戻そうとする正体不明の組織に、一生に一度の度胸ある取引を持ちかけるのだが…。果たして彼らは無事に金を手に入れて逃げ切れるのだろうか?