私は、ずっと昔から音に興味があったようです。メロドラマ『〇〇(映画名)』で最も記憶に残った場面は、美しい主人公たちの愛ではなく、江原道旌善(カンウォンドジョンソン)のどこかの山奥で老夫婦が歌っていた旌善アリランを、男性主人公が録音していた場面でした。私はその時この映画を見ながら、恋愛ではなく、なぜこの音に鳥肌が立つのか自問しました。当時、私はまだ30代でした。そして、偶然が必然になるように、不思議な村を知ることになりました。