2008年、4大河川着工式のニュースを見て山を下り、水の流れを辿りながら崩壊していく川の変化をカメラに収めた。治水、水資源確保、水質改善、経済発展といった政府の華やかなスローガンとは正反対に、私の目が見ているのは崩壊し破壊されていく恐ろしい国土の姿だった。洛東江の支流である内城川に上がってきたのは、本流の工事が終わる頃だった。4大河川の工事現場は再び思い出すことさえ辛いが、内城川のような砂の支流がある限り、時間が経てば川は自らを回復していくだろうという信念を持っていた。しかし、内城川の下流には二つの堰の計画が立てられており、上流には水と砂を堰き止めるダムが進められていた。私は山に向かっていた足を止め、水没地区の中へと入っていった。