5月のある日、マブブのもとに国際電話がかかってくる。故郷バングラデシュから10人ほどの人が韓国を訪れるというのだ。目的は映画撮影。韓国で既に長編映画の主演俳優を務め、ドキュメンタリー監督としてもデビューしたマブブは、映画と聞けば何でも興味を引かれる。ましてや故郷バングラデシュから人が来るというのに…。期待に胸を膨らませ、手伝うことを約束するマブブ。そしてある火曜日、合計9人のバングラデシュ人が仁川空港に到着した。監督のワキル・ハメット、プロデューサーのリアズ、男優のニラップ、女優のニップン、そして照明スタッフのモティをはじめとする若者たち。彼らは南山、漢江公園、光化門、景福宮、そして仁寺洞一帯を行き来しながら撮影を行った。大変なスケジュールだったが、楽しい作業だった。ところが3日目の金曜日、彼らは忽然と姿を消す。撮影も終わっていないのに、ワキル・ハメット監督とスタッフたちはどこへ行ったのだろうか?マブブはついに荷物をまとめ、姿を消した若者たちとワキル・ハメット監督を探すために故郷バングラデシュへと旅立つ。果たして彼らを見つけることができるのだろうか?