安物の櫛を売っていた行商人イ・ヨンベが銀行強盗に豹変する。やがて銀行内では人質劇が繰り広げられるが、人質犯はイ・ヨンベではなく、行員のキム・スンテ課長だった。イ・ヨンベの脅迫で、不本意ながら人質犯の役を演じることになった行員キム・スンテは、平凡なサラリーマンで30代後半の家庭の主である。彼は銃を手に、おぼつかなく戸惑いながらも、感情の暴走を引き起こしてしまう。