10年間同じ舞台に立ってきた演劇俳優のソンヒョンに映画出演のオファーが舞い込む。常にソンヒョンの後を追っていたテシクはこの知らせを聞き、ソンヒョンは不安になり始める。度々挫折する夢と絶望的な現実の中で、嫉妬し裏切る人々を通して、映画は弱者にさらに残酷な現実を批判する。映画を貫く荒々しいエネルギーと極端へと突き進む人物たちが置かれた窮状は、出口のない現実そのものである。