ユンヒは、謎の自殺を遂げた姉ユンジュの代わりに映画の主人公となるが、打撲で目を負傷する。ナレーターであり映画監督でもあるキム監督は、映画作りを通して映画の中の人物と自身を同一視していた過去のユンジュを思い出していく。ユンヒは恋人のハンギを遠ざけながら、姉ユンジュへの記憶を不安定に行き来する。深く陰鬱な洞窟へと誘う音楽に魅了されていたユンジュのように、ユンヒは次第にユンジュに似ていく。まるで幼い頃、二人がハンギを奪い合って嫉妬し、警戒し合った時のように、すべては過去の記憶へと戻っていく。彼女は姉がよく訪れていた湖畔を散策し、姉のようにまな板に向かい、映画の主人公になろうと努める。しかし、姉の幻影と幻聴の中で、次第にひどく不安定な強迫観念に陥っていく。ユンヒは森を駆け、滝にたどり着くが…。