紀元前57年、闇と呪術が支配していた部族時代が終わりを告げ、新たな国家が生まれようとしていた頃、赫居世(ヒョクコセ)が建国した新羅は、周辺の部族を武力で併合し始めた。新羅は神木(シンモク)を崇拝していたアウタ族を全滅させる。アウタ族の怨恨と血は、神木が立っていた場所に満ちて大きな湖へと変わり、アウタ族の呪術の気を封印するため、赫居世は神木の上に神剣(シンゴム)を突き刺す。新羅の真聖女王(チンソンニョワン)9年、西暦896年。絶え間ない戦乱と辺境の反乱により、新羅は滅亡の危機に瀕しており、新羅の将軍ピハランは真聖女王の信頼を一身に受け、国を救うために尽力する。数々の戦争に疲弊していたピハランは、愛する女性チャ・ウンビと静かな生を送りたいと願う。ピハランが逆徒の群れを討伐するために戦場へ出征している間、チャ・ウンビは自身の命を狙う正体不明の刺客たちに追われることになる。刺客に追われていたチャ・ウンビは、偶然にもアウタ族の怨魂が封印された千年湖(チョンニョンホ)に身を投じる…。新羅王朝に怨恨を抱いたアウタの悪霊は、千年湖に落ちたチャ・ウンビの体を得て、新羅に対する復讐を計画する。千年の恨みが込められた月が闇を覆い隠す瞬間、千年を待った復讐が始まり、愛は悲劇となって訪れる。