毎朝、フェリーターミナルへ駆けつけるミョンヒとミョンホ。兄妹はいつ来るかわからない母親を毎日待っている。残りの少ない生活費のため古紙を拾っていたミョンヒは、フェリーターミナル待合室に誰かが落としていった財布をこっそり拾い始める。ミョンヒとミョンホは、町の入り口で不良少年たちが集まってシンナーを吸っている廃屋の前でヨングギュに出会う。理由もなく怖がらせ、不良に見えるヨングギュを警戒していたミョンヒは、気兼ねなく近づいてくるヨングギュに少しずつ心を開き始める。ミョンホと一緒に遊び、ミョンヒに服を持ってきて家に出入りしていたある日、家に遊びに来たヨングギュは生活費が入った封筒を見つけ、具合が悪いと言って金を貸してほしいと頼む。悩んだ末、生活費を渡したミョンヒは、その金で幻覚剤を買うヨングギュを発見する。ヨングギュが出入りしていた廃屋で取っ組み合いをしてきたミョンヒは、体を支えることができず、翌日になっても目を開けられない。ミョンホは病気の姉を置いて一人でフェリーターミナルへ出かけるが、いつかミョンヒと一緒に言った野原を探す。野原に捨てられた廃棄物を玩具にして遊んでいたミョンホは、居心地よさそうな冷蔵庫の中に這って入っていく。ミョンホは切なく姉を探すが、誰もいない野原に遠く声だけが響く...