7年前に板門店で発生したキム・フン中尉の謎の死事件を扱ったドキュメンタリー。一将校の死を明確な根拠もなく自殺と断定する過程で現れる国家権力による人権侵害と、それに同調する非良心的な知識人、主流メディア、司法府、そして事件の当事者でありながら最後まで沈黙を貫く在韓米軍の存在を告発する。当時の事件の周辺にいた人々のインタビューと、キム・フン中尉の死因を究明する法医学討論会の撮影場面で構成されたこの映画で、特にキム・フン中尉の死を自殺と結論付ける法医学討論会の映像は、真実を避けようとする国家権力によって行われる、笑えないコメディを見せる。2004インディドキュフェスティバル開幕作。ソウル独立映画祭2004最優秀賞(CJ-CGV賞)受賞。