慶南梁山(キョンナム・ヤンサン)に住む70歳のキム・ヨング氏。彼はごく普通の田舎の老人で、農業をして暮らしている。しかし、彼にはカメラがある。自分が生きる人生の物語をカメラで淡々と収めながら生きているのだ。釜山にはDKキム・テギュンというインディーズ映画監督がいる。彼は、誰もが映画を作れるようになってこそ、真の映画が完成されると考えている。2001年の釜山映像祭で銀賞を受賞したキム・ヨング氏の作品『』を見た監督は、この作品と、これを作ったキム・ヨング氏こそが、自分が考える映画の哲学に非常に合致する作品と人物だと感じ、この老人を探す旅に出る。老人を見つけた監督は、2002年当時、このが撮影されていた現場に自身もいたという仮定のもと、もう一度キム・ヨング氏と共に『』を作る。