韓国で初めて50年以上にわたりジャズ理論を説いてきたイ・ファングンの研究室が取り壊されるというニュースが伝えられる頃、今は引退したトランペットの巨匠カン・デグァンを訪ねて、同僚たちは慶尚北道奉化のある村へと旅に出る。冬の日、濁り酒一杯を前に思い出を分かち合っていた友人たちは、楽器を一つ二つ取り出し、即興演奏を始める。彼らこそ、ジャズミュージシャンであるというプライド一つに人生を捧げた、険しい道のりを歩んできた「音楽をうまくやれば人間になれる」と言って笑ってみせる、韓国ジャズ第一世代の巨匠たちだ。80歳になろうとしているが、ジャズに関しては溢れる意欲と抱負をあらわにし、夢に向かって依然として忙しい青春たちである。音楽への冷めない情熱を抱き、今日もジャズを演奏する彼らのために、後輩ミュージシャンたちが心を一つにしてトリビュート公演を準備し、ついに一堂に会したジャズ第一世代の感動のステージが始まるのだが…