税務公務員のコ主事は、9人の子供を養うために心身ともに休まる暇がない。コ主事の母親はタバコ屋でも開こうとするが、元手が必要でままならない。コ主事の弟ヨンテクは小説家志望だが、稼ぎがないため兄にいつも小言を言われ、家を出てしまう。コ主事の義弟で本屋を営むファン・ホソンは、子供がいないことを理由に妻を疎かにし、喫茶店のマダム・ウンミと不倫をして子供を産んでほしいと迫る。ウンミは喫茶店主のソン社長の子供を妊娠した状態で捨てられ、ホソンと結婚して窮地を脱しようとする。一方、ソン社長は脱税のためにコ主事に賄賂を贈るが、コ主事は頑なに拒否する。しかし、母親が入院すると、コ主事はやむを得ずソン社長から金を借りる。ソン社長はこれを口実にコ主事の弱みを握り、脱税を企てる。すでにソン社長に買収されていたコ主事の部下は、上司にコ主事が賄賂を受け取って脱税を助けたと虚偽の告発をする。最後までソン社長の脅迫に屈しなかったコ主事は窮地に追い込まれ、結局辞表を出して姿を消す。ホソンの妻は夫の浮気を知り、実家に帰ってしまう。遅れてウンミの嘘と妻の大切さに気づいたホソンは、ウンミを捨てて妻を迎えに行く。ウンミはホソンに結婚の意思がないことを知り、ソン社長にすがるが、ソン社長はウンミと働いていた店員に店を譲ってしまう。ソン社長は自分を訪ねてきたウンミを無視して暴行し、ウンミは道端で倒れて死んでしまう。自殺を決意していたコ主事は、母と妻、子供たちを思い出し、心を入れ替えて戻ってくる。弟のヨンテクはついに小説が入選し、賞金でソン社長から借りた金を返す。ソン社長は脱税容疑で警察に捕まり、コ主事の濡れ衣はある程度晴れる。戻ってきたコ主事は、9人の子供を育てるのは無理だと考え、子供のいない義弟夫婦に子供を2人預ける。集まった子供たちは最後に父の前で一緒に歌を歌い、泣きながら別れる。