かつては注目の新人作家だったスヨンは、生計を立てるためにヒット映画監督のモ・ジェウォンのアシスタント作家として働いている。繰り返されるストーリーと型にはまったキャラクターを作り出しながらも、これが常に「新しい試み」であり「現実」だと包装するジェウォンの作業は、スヨンだけでなくジェウォンでさえも疲労感を感じさせる。厄介な現実を乗り越えられる小説を夢見ていたスヨンは、慎重にキャラクターの解放を夢見てみるが、厳しい現実の中でスヨンの野望は虚栄に過ぎないことを悟る。