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愛の五感 (2015)

ヨンイルは駅で遠い親戚であり旧友のヨンシクと偶然再会し、軽い挨拶を交わして別れる。その日の夕方、ヨンイルは謎の男の死を告げ、遺骨を処理するようにという電話を受ける。母からその男がヨンシクの父親であることを知らされる。自分の身の回りのことすらままならないドクホは、妻の葬儀場に遅れて現れ、妻の家族から恨みを買って追い出されてしまう。一方、夜の仕事で生計を立てていたウンミは、唯一の家族である幼い息子を不慮の事故で亡くす。葬儀場のベンチで生きる理由を失い呆然とするウンミの隣で、行くあてのないドクホがとりとめのない話をしながら、ふとウンミの手を握る。元恋人イナの母から突然の連絡を受け駆けつけたミンジュンは、冷たくなったイナの遺体と対面する。母はイナの遺品であるギターをミンジュンに手渡す。ギターを見た瞬間、ミンジュンはイナとの思い出を振り返り苦しむ。歌手として元恋人のヒョソンに堂々と会いたいヒョジュンは、酒場のバンドマンとして日々を過ごしている。営業前にチンピラたちの賭場から金を盗み、ヒョソンの元へ向かったヒョジュンは「自分が一番輝いていたのはいつか」と尋ねる。ヒョソンは「歌っている時」と答える。その言葉に導かれるように楽器店へ向かったヒョジュンは、盗んだ金で最も高価なギターを購入する。刑務所から出所したばかりのジョンウは、友人から頼んでおいたチュンニェの居場所を聞き出し、電話をかける。歌手を夢見ていたが、今は田舎の喫茶店で働くチュンニェは、突然のジョンウからの連絡に胸を高鳴らせる。