残された時間は平均21日。人生の終末期に一時的に滞在し、別れの準備をする場所、ホスピス。誰かの父親、母親、そして愛する人々がここで最期を準備する。40代の家長パク・スミョン、二人の息子の母親キム・ジョンジャ、数学教師のパク・ジヌおじいさん、そして路地裏の孤独なシン・チャンヨルがここにいる。彼らが残して去らなければならないのは、愛する家族、苦労して手に入れた家、温かいジャージャー麺一杯と冷たいマッコリ一口。誰も避けることのできない死の前でこそ、心から愛し、まるで初めてのように熱く生きる人々の物語が繰り広げられる。悲しいのに笑いも出て、怖いのに温かくもあり、家族を思い、今日が大切になり、思わず反省する時間。死を通して見ることになる、生きていることの奇跡。この世の何よりも大切な「命」に出会う。