解放の翌年、平安北道のヤンジゴル。解放後初めて迎える三・一節の祝賀パーティーで賑わう村に、保安署長率いる朝鮮労働党幹部たちが到着する。彼らの中には、6年前に妻のオ・ジャンニョを置いて村を去り、スンアン民青委員長となったチェ・ドもいた。彼らは尊敬を集めていた地主の息子、パク・フンが建てた学堂の看板を外し、土地改革に着手する。農民委員長が殺害されると、労働党はパク・フンが殺人容疑者に反動思想の入った本を貸したとして、彼に殺人の教唆の罪を着せる。パク・フンの家系の小作農を管理していたマウムのトソプ老人は、時代が変わると労働党員となり、粛清事業の先頭に立つ。トソプ老人の娘オ・ジャンニョは、父とは違いパク・フンに誠意と愛情を注ぐが、そのために父からひどく殴られ寝込んでしまう。人民裁判の日、労働党幹部と村人たちは、パク・フンの叔父の家をはじめとする親戚たちの財産を没収する。パク・フンの家に押し入った保安署長がパク・フンに人妻を弄んだ罪を着せると、オ・ジャンニョはパク・フンを擁護する。パク・フンは従弟のヒョクの提案通り、韓国へ下ることを決意する。保安署長の手に父を失ったヒョクは、パク・フンに去る前に命の恩人であるトソプ老人がこれ以上狂った真似をしないよう、自分の手で殺すと告げる。パク・フンは自分がこの件を処理することを決意する。人里離れた山奥で、パク・フンとトソプ老人は乱闘を繰り広げる。乱闘の末、正気を取り戻したトソプ老人は、パク・フンにオ・ジャンニョを連れて去るように頼む。