学校の寮へ続く森の道には、28段の階段がある。願いを叶えてくれるという伝説から「狐の階段」と呼ばれている。切実な願いを込めて一歩ずつ登ると、本来ないはずの29段目の階段が現れ、願いが叶うという。しかし、その代償として恐ろしい呪いが返ってくることを知らず、少女たちは密かに階段を登る。舞踊部の親友であるジンソンとソヒ。努力家のジンソンは、天性の才能を持つソヒに常に2位の座を甘んじていた。ソウルバレエコンクールへの出場者がソヒに決まりそうだと知ったジンソンは、狐の階段で「コンクールに出場させてほしい」と願う。その後、ソヒは階段から転落し、怪我を負ってしまう。一方、ソヒを崇拝する美術部のヘジュも、いじめを苦に「痩せさせてほしい」と階段で願う。ソヒの代わりにコンクールで優勝したジンソンのもとに、死んだはずのソヒが現れる。学校を舞台に、少女たちの欲望が招いた狐の階段の呪いが、凄惨な死の連鎖を引き起こしていく。