町で薬種屋を営み、息子と二人暮らしの母親。彼女にとって息子、トジュンは全てだった。28歳という年齢にそぐわず、自立できないトジュンは、些細な事件を起こしては母親を心配させる。ある日、一人の少女が殺害され、トジュンが犯人だと濡れ衣を着せられる。息子を救うため、あらゆる手を尽くす母親。しかし、警察は事件を急いで終結させ、無能な弁護士は金のことしか頭にない。ついに、息子を救うために頼れる人がいないまま、犯人を捜しに出る母親。トジュンの容疑が固まるにつれて、母親の焦燥感も募っていく。