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チンチン マクマク (2014)

貧しい映画監督志望の男がいる。時折助監督の仕事をするが、生活は厳しく、路上でチラシを配るアルバイトをしている。タイから来た女性と結婚したが、ちゃんとした結婚式も挙げられずにいる。妻は韓国語を学び、仕事を探しながら韓国での生活に適応しようと努力するが、容易ではない。監督になりたいという夫の夢は遠く感じる。男は以前知り合った女性監督から、妻が着る服を譲ってもらったり、希望のない助監督の日常を撮りたいという放送局の友人の頼みを聞いたりして、妻の心を痛める。妻は自分が物乞い扱いされていると感じ、貧しい生活が放送されることにプライドを傷つけられるが、夫は気にしない。これ以上耐えられないと感じた妻は、タイに帰ると宣言する。男は監督になるまで信じて待ってほしいと懇願するが、妻の心は動かせない。憂鬱で悲惨な物語だが、映画の雰囲気は意外にも明るく軽い。現実を重く見ようとしない肯定的なエネルギーが、終始クスクス笑いながら見られるユーモアを生み出している。(ナム・ドンチョル/2014年 第19回釜山国際映画祭)