善良で誠実な召使いのサムリョン(キム・ジンギュ)は、行くあてのない自分を引き取ってくれたオ・センウォン老人の恩を忘れず、一家に心を込めて仕える。ある日、金で売られてスンドク(チェ・ウンヒ)が乱暴な主人の息子クァンシク(パク・ノシク)のもとに嫁いでくる。女中として働くボムシル宅(ト・グムボン)に気を取られたクァンシクは、スンドクをひどく虐待する。サムリョンは、夫のために涙の日々を送るスンドクお嬢様が不憫で、人知れず慕う。サムリョンは、クァンシクとボムシル宅が水車小屋で情事を交わすのを目撃し、卒倒してこの事実をボムシル宅の夫に知らせる。この一件で、そうでなくてもお嬢様をかばうと言って目をつけられていたサムリョンは、クァンシクに死ぬほど殴られ、家を追い出される。サムリョンが追い出された日の夜、オ老人の家には原因不明の火災が起こる。サムリョンは火の勢いに耐えきれず倒れる寸前の家へ飛び込み、お嬢様を救い出す。命を救われたお嬢様がクァンシクが中にいると言ってあたふたすると、サムリョンは再び家の中へ飛び込む。そしてサムリョンは家から出てこなかった。