キャバレーのマダム、チョンエ(マーガレット)は、客から得た情報を政府の諜報組織のボスに提供する女スパイである。防諜将校のヨンチョルが彼らを尾行し捜査中に拉致され激しい暴行を受けると、チョンエはそれを見つけ、ヨンチョルを自宅に連れ帰り献身的に治療する。これをきっかけにチョンエの心にはヨンチョルへの恋心が芽生え、土木作業員をしている苦学生だと話すヨンチョルに、労働はせず勉強をするようにと愛情のこもった頼みをする。二人だけの時間を過ごしていたある日、チョンエは苦学生だと思っていたヨンチョルの財布を見て、陸軍大尉であることを知り、自分の任務と愛の間で葛藤し始める。チョンエが情報を伝えるために山で工作員を待っていると、それに気づいたヨンチョルと部下が尾行し、激しい銃撃戦が繰り広げられる。近くで銃を手にヨンチョルを見守っていたチョンエは、結局彼を殺さずに生かして送り出す。チョンエは自分の任務が個人的な感情によって失敗したことを悟り、諜報組織のボスの脅迫に屈して自殺を決意するが、その時ヨンチョルが訪ねてきて、ヨンチョルはチョンエにこれまでの行方について尋ね始める。チョンエは反動分子と見なされ、愛の前で混乱を経験する。ついにチョンエはヨンチョルを山に誘い出し、諜報組織のボスの前に連れて行くが…