京畿道庁総督府第1課に勤務する日本人青年タニは、総督府の命令により創氏改名作業を受任する。タニが探し当てたのは、ソル氏一族が集まって暮らす場所で、宗孫ソル・ジニョンは頑強で剛直な朝鮮人だった。タニはソル・ジニョンの人間性と、その娘オクスの美しさに惹かれ、朝鮮人の族譜を守ろうとする精神に感動し、葛藤を経験する。ソル・ジニョンの創氏改名拒否は、娘の婚約者を警察に連行させて婚約破棄に追い込むだけでなく、他の家族からも排斥されるようにする。彼はついに面事務所に出て、家族全員の創氏改名に署名するに至る。しかし、結局自分だけは「ソル・ジニョン」のままにして戻り、族譜の最後のページに理由を書き残して自決する。