還俗して6年以上経つ法雲は、まだ悟りを得られず、永州への未練と煩悩にさまよい続けている。肉体的な苦行を続けていた彼は、僧籍もなく放浪する得度僧の智山に出会う。酔った俗人のようだが、誰よりも世の中と仏教に対する論理的明快さを持つ智山に惹かれた法雲は、彼について旅に出る。しばらく滞在するはずだった庵で、智山が村に下りて戻ってこないため探しに出た法雲は、雪の中で倒れている智山を発見する。仏教と人間の苦悩の深淵に悩み続けた智山は、穏やかな姿で亡くなっており、法雲は山を下りてソウルで母と永州を探す。彼は智山が忘れられずにいた玉順に出会い、縁の無常を悟るのだが…