引退後、悠々自適な日々を送る老夫婦は、経済的には苦しいながらも何とか暮らしていた。長男夫婦に子供ができず、娘は離婚後、自閉症の息子を一人で育て、大学を卒業した末っ子はまだまともな職に就けていないことが、夫婦の悩みだった。そんな中、妻の誕生日に、いつものように子供たちから何の連絡もない。理由があったのだ。長男のインチョルは突然の失業で数ヶ月間、生計を立てる道を模索しており、娘のキョンジンは持病の心臓病が悪化していた。その夜、インチョルに末っ子のインホから切迫した電話がかかってくる。インチョルは、予期せぬ事故に巻き込まれた末の弟と妹の問題まで解決するために一人で奔走するが、何も解決しないままだった…。