時は火山暦108年。教室ではチョークが銃弾のように飛び交い、運動場では生徒と教師が宙に舞いながら武術を競い合っている。全校生徒が武術の達人である火山高では、茶葉が龍の形を描いて動いたり、指一本触れずに廊下のガラス窓が粉々に砕け散ったりすることは、驚くようなことではない。伝説の武林秘伝書「沙比録」。火山高には、武林秘伝書「沙比録」を手にした者が天下を得るという伝説が代々受け継がれており、校長チャン・オジャが17年間にわたる全校大乱を「沙比録」で鎮めたことでさらに有名になった。表向きは平和に見える火山高。しかし、校長の座を虎視眈々と狙う教頭と、火山史上最短期間で学園を平定したソン・ハクリム、火山の1位を目指す重量挙げ部の部長チャン・リャンなどが「沙比録」を手に入れるために激しい対決を繰り広げている。嵐が吹き荒れ、雷鳴が轟くある日、火山高には生まれ持った気力を抑えきれずに8回も退学になったキム・ギョンスが転校してくる。意図せず問題児となったギョンスは、火山高では何があっても必ず卒業するという覚悟だ。しかし、全校生徒が武術の達人である火山高で、彼の内功を読み取れないはずがない。噴火寸前の火山は、彼を台風の目と見なす。一方、剣道部の部長ユ・チェイに一目惚れしたギョンスは、「沙比録」を巡って繰り広げられる火山の激しい風雲の中で無事に卒業することができるだろうか?