フランスでの留学を終えて帰国したRは、そこで同棲していたJという女性と再会する。しかし、なぜかJはRとのセックスを拒み、怒ったRは大邱へ向かう。老いた両親や家族、性格の合わない妻など、Rは劣悪な現実に直面し、時間講師の職を得てソウルと大邱を行き来するようになる。ソウルに来るたびにJに会うが、Jはフランスではないという理由でセックスを拒み、Rは精神的にも肉体的にも次第に疲弊していく。JはRの文学評論を持って文学博士になったが、それを隠して別の男性と結婚しようとする。これを知ったRは精神的な裏切りからJとの肉体関係にさらに没頭するが、韓国を離れようというRの約束をJはついに裏切ってしまう。このような彷徨の中で、Rは出口を見つけるために「競馬場へ行く道」という題で文章を書き始める。