地方の小さな町出身のイム・ヒョンビンはソウル大学法学部に入学し、司法試験の勉強に没頭する。ある日、マロニエ公園で出会った女子大生に魅了された彼は、彼女が英文科のソ・ユンジュであることを突き止める。果敢なアプローチでユンジュの心をつかんだヒョンビンは、決断と嫉妬に満ちた感情で交際を続ける。朝鮮戦争で両親を失い、姉まで黒人兵士と結婚してアメリカへ行ってしまい、一人残って家庭教師として細々と生活しているというユンジュの告白に、二人はさらに親しくなるが、ヒョンビンは彼女が処女ではないという事実にショックを受ける。失意に沈むユンジュは、梨泰院(イテウォン)の夜の街をさまよい、彼女を見つけたヒョンビンは彼女を許して同棲生活に入る。しかし、ロマンチックな大学生夫婦の生活も、ユンジュの姉の死をきっかけに二人は激しく口論し、さらにヒョンビンの父親の上京も重なって破局を迎える。それから10年後、ユンジュは韓国系米兵と結婚してアメリカへ行き、ヒョンビンは財閥企業に入社し、LAへ派遣される。やがてサンタモニカで劇的に再会する二人。彼らはすぐに結婚式を挙げ、人生で最も幸せな1年を過ごす。しかし、浪費と享楽で全財産を使い果たした彼らは、公金まで横領して解雇された後、ニューヨークへ移り、肉体労働で生活を立てていく。厳しい生活で結婚生活も危機を迎えたある日、ユンジュはアメリカ人を追って家出し、ヨーロッパへ逃亡し、ヒョンビンも彼女の後を追う。前回の新婚旅行先だったオーストリアのグラーツで再会した二人の前に、拳銃一丁が置かれている。激昂したヒョンビンはユンジュの胸に向けて引き金を引くが……。