長年食卓で君臨してきた父ハウンは、事故の後、料理だけを思い出せなくなった妻スネのために、生まれて初めてキッチンに立つ。デンジャンチゲから弁当まで、毎回失敗する不器用な料理の中で、彼は妻が40年間一人で耐えてきた人生の重みを遅ればせながら悟る。しかし、スネは彼の料理に減点をつけ、10点なら離婚だと宣言する。そんな中、スネが突然失踪し、結局アルツハイマー初期診断が下され、家族は衝撃に包まれる。ハウンは失われていく妻の記憶を掴むために毎日家庭料理を作り、傷ついた家族を再び一つの食卓に集める、遅い和解の旅を始める。