セジンは音を電気信号に変える人工内耳を通して世界の音を感じる。人々の話し声が足音のように聞こえていた2チャンネル補聴器から、チャンネル48補聴器人工内耳まで、時間が経つにつれて聞こえるようにする技術は発展したが、人工内耳のマッピングを経るたびにセジンは最も近い人の声でさえ違って感じる。「私は本物だということに疲れたというか、いつまでが『本物の音』に一番近いのかしら。」ジュヒョンはセジンが感じる音が気になったが、やがてその疑問はセジンが聞く音ではなく、人の話し声をよく聞こえるようにする技術を搭載した、(そして聴覚中心の社会に編入しなければならないユーザー目的を持った人工内耳と)その技術の発展の方向性について疑問を抱くようになる。