1976年、家庭用コンピューターから生まれた「ポポ」。危険に瀕した赤ちゃんを救った瞬間、彼は初めて存在理由を自覚する。数十年後、ポポは人間を守護する警察システムへと進化した。そしてある日、ビッグデータが予測した未来の犯罪者を先制的に排除する。世界はひっくり返り、「ポポ」は自らの選択を疑わなかった。すべてはただ人間のための最適な判断だったと。熾烈な法廷攻防の中で、「ポポ」は初めて自身の「論理」と人間の「感情」の間の亀裂に直面する。完璧な論理で動くアルゴリズムと、非合理的な感情で生きる人間。果たしてこの二つは同じ時代を共に生きていくことができるのだろうか?