出所してから社会に出て暮らして20年以上になる80歳の老人。彼は一人で食事をし、散歩をする。この家には朝鮮族の移民である甥と嫁が時折訪れるだけだ。思い出となる写真がないため、寂しい日にはあの世へ旅立った妻に手紙を書く。彼女は生後100日を過ぎたばかりの娘を置いて、なぜ南へ潜入することになったのか。続いてドキュメンタリーは、韓国で長期服役で34年以上を過ごした年に、あるキリスト教徒がパク・ジョンリンに送った手紙の内容と、光州に住む青年が出所後の主人公と共に同居していた少年時代を思い出す。続いて主人公の娘、オクヒに会うために平壌へ行った甥嫁の話を描いた後、ドキュメンタリーは必ず一度訪れたい場所があるという主人公を描く。そこは北朝鮮の地が見える境界地域で、一人娘が住んでいる北に向かって叫びたいことがあるからだ。彼は果たして出国できるのだろうか?