晩夏、いつものように都市は賑わい、速く流れていく。都市のスピードについていけないかのようにゆっくりと歩を進めるセヨンは、毎日ゆっくりとお茶を淹れて飲み、洗濯物を干し、出勤し、一人で食事をする。彼女には夢があるが、その傍らを漂うだけだ。人々の目を避け、日が沈み暗くなった川を探して絵を描くことだけが、夢を実行する唯一であり、生きていると感じる瞬間だ。そんな夜の川には、セヨン以外にもう一人いる。ジェウもまた夢を見ている。川の砂を売って大金を得る夢だ。彼らは夜の川を共有し、向き合って食事をし、一緒に道を歩きながら一つの季節を過ごす。夏の終わり、セヨンとジェウはお互いの弱点に向き合う。